組織と活動

札幌市PTA協議会

札幌市PTA共済会

〒063-0051 札幌市西区宮の沢1-1-1-10 札幌市生涯学習総合センター(ちえりあ)3F
TEL(011)671-2371  FAX(011)671-2374

運営方針・事業計画

令和2年度札幌市PTA協議会 運営方針及び事業計画

 急速に進む少子高齢化や情報化、グローバル化の加速度的進展などの社会環境の変化は、子どもたちや子育て世代の家庭に大きな影響をもたらしている。さらに不登校、いじめや虐待の深刻化、地域の教育力の低下、家庭の孤立化、子どもの貧困、スマホの普及によるネットトラブルの増加など数多くの問題が子どもたちを取り巻き、これらの問題の解決には社会が総掛かりで対応することが求められている。

 このような予測困難な時代の中で、本年度より小学校から順次実施される新学習指導要領は、「未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む『社会に開かれた教育課程』の実現」を目指し、「その実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること」という方向性を示した。その前文では「児童・生徒が学ぶことの意義を実感できる環境を整え、一人一人の資質・能力を伸ばせるようにしていくことは、教職員をはじめとする学校関係者はもとより、家庭や地域の人々も含め、様々な立場から生徒や学校に関わる全ての大人に期待される役割である。」としている。

 これらにより、PTAは、家庭・学校・地域の架け橋となり、子どもたちの教育の当事者であることを自覚をして、家庭・地域の教育力の向上、学校との更なる連携・協働を図り、地域と一体となり学校経営や運営にもかかわるなど、その役割はますます高いものとなってきている。

 また、現在の日本社会では『働き方改革』が叫ばれているが、学校現場でも平成29年に行った「教員の実態調査」から『働き方改革』に関する緊急提言がなされ、平成31年1月に中央教育審議会より「学校における働き方改革に関する総合的な方策」についての答申が出された。それは「先生方が元気になり、自らの人間性や創造性を高め、子どもたちに効果的な教育活動を行うことができるようにハツラツとして欲しい」との考えからであり、PTAとしてもこうした動きを注視しつつ、できる限りの協力を行う。

 本協議会は、「社会の宝である子どもたちの成育に大人ができることをできる範囲で支えていく」という基本概念のもと、「これからの社会を創り出していく子どもたちが、社会や世界に向き合い関わり合い、自分の人生を切り拓いていくために求められる資質・能力を育んでいく」ために、家庭・学校・地域とより連携を深め、保護者がその変化に対応出来るような学びと家庭教育力の向上、子どもとともに歩んでいくために必要な情報の収集および共有を進め、子どもたちの将来に責任の持てる社会を創るための活動を進める。



Ⅰ 運 営 方 針
1 札幌市民憲章の精神を受け、各区PTA連合会と緊密な連携を図るとともに、関係諸団体と協力し、子どもたちの健全な成長のために、本協議会の役割を最大限に発揮できるよう努める。

2 PTAの原点である「子どものため」を、「自分の子どものため」「学校の子どものため」「社会の子どものため」として、社会の未来を担う子どもたちの幸せを願い、安全・安心で豊かな学校生活を送れるように、学校・地域との連携・協働を目指す。

3 当協議会の活動や社会で担っている役割および当協議会の意思を発信し、活動の原点であるPTA会員個々の声を生かせるように努める。

4 当協議会の運営においては政治的、思想的、宗教的に不偏不党とすることはもとより、個人や特定団体に利益・不利益をもたらすような事に対しては毅然とした姿勢で臨む。

Ⅱ 活動の重点
1 教育環境に関する調査研究を実施し、関係機関・諸団体への要望活動を行い、その成果について検証する。

2 会員相互の研鑽を深めるため研修活動を実施する。また、単位PTA、区PTA連合会の活動を全面的に支援し、PTA活動を広範に浸透させていく。

3 PTA活動への理解を深めるため、広報活動を活発化し、情報発信に努める。

4 PTA会員の信頼に応えるため、その声に耳を傾けるとともに、今日的課題にも積極的に取り組んでいく。

5 これまでのPTA活動を振り返り、その成果を評価し、課題をさぐり、社会教育関係団体の一翼を担う組織として、より良い社会教育環境の充実のため、他の教育諸団体との相互理解・連携を更に深めていく。



Ⅲ 事業計画
1 組織・運営
1) 日本PTA全国協議会に会員として所属する。また、北海道PTA連合会とともに、日本PTA 北海道ブロック協議会を構成する。
2) 市P協の運営及び各区P連相互の連携を深めるため設備充実を図る。(テレワークを含む)
3) 一般社団法人 札幌市PTA共済会の事業運営を支援する。
4) PTA活動の活性化を目指し、情報共有のため各区PTA連合会間の情報交流会を開催する。
5) 現状に対応したものとなるように、必要に応じ特別委員会を設置し検討する。また、規則・規約等についても適宜見直しを行う。

2 研修研究活動
1) 役員・理事研修会を開催し、PTAの基本的な組織および運営等の認識の共有を図る。
2) 区P連交流会等の実施および成果の検証を行う。
3) 第68回日本PTA全国研究大会富山大会へ参加する。
4) 第76回指定都市PTA情報交換会広島市大会へ参加する。
5) 第67回日本PTA北海道ブロック研究大会函館大会を成功させるため、北海道PTA連合会と協力し、北海道ブロック協議会の円滑な運営に努める。
6) 「市P協の人材育成」及び「他都市のPTA活動の調査研究」のため、国内研修事業を実施する。

3 広報・調査活動
1) 広報紙「PTAさっぽろ」を発行する。
2) ガイドブック「さっぽろのPTA」の内容の見直し、充実を進める。
3) 単位PTAの広報活動啓発のため「PTA広報紙まつり」を実施する。
4) 札幌市の文教施策に関する要望をとりまとめ、市教委と活発な意見交流を行い、教育環境の充実を目指す。
5) 情報提供並びにPTA活動の理解促進のため、ホームページの適切な管理運営を行い、情報発信をより充実させる。
6) 調査研究・資料作成を適宜行い、その成果をPTA会員と共有し、資質の向上を図る。


4 青少年育成活動
1) 有害環境から子どもたちを守るため、「北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会」など、関係機関と連携し、教育環境向上活動を推進する。
2) 青少年健全育成事業推進のため、外部団体及び関係機関への協力を行う。

5 表彰事業
1) PTA活動を啓発するため、優良PTA・功労者の推薦・表彰を行う。
・文部科学大臣表彰(団体)
・日P会長表彰(個人・団体)
・市P協表彰(団体)
・日P主催及び市P協主催三行詩表彰(個人)
2) PTA活動への貢献度が特に高い外部団体・個人の表彰を適宜行う。

6 対外活動
1) 関係機関への要請・陳情を適宜行う
2) 外部関係機関および関連特別委員会からの要請に応え、委員の派遣等を行う。
3) 教育関係団体やPTAの目的に賛同する民間団体と協力し、社会教育活動を推進する。
4) 当協議会の目的に沿う事業や団体に対し、要請があれば名義後援等を行う。
5) 報道機関と連携し社会的なアピール、意思表明等を適宜行う。

7 広告事業
1) 広報紙『PTAさっぽろ』へ広告を募集し掲載する。
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