令和元年11月７日(木)　9:45～　豊平区PTA連合会主催、家庭教育講演会、そして、12:50～　第30回豊平区PTA連合会 研修大会が、「プレミアホテル―TSUBAKI―札幌」で開催されました。

　家庭教育講演会は、豊平区P連 髙原会長のあいさつを始めに、ご来賓として来場していただいた、札幌市PTA協議会 副会長の池田幸一様よりごあいさつをいただきました。今回の講演会は、宮城県ご出身の中学校教諭を振り出しに、現在は文部科学省・初等中等教育局でご活躍されている『長田  徹先生』にお越しいただき、「キャリア教育のあり方について」など、東日本大震災の実体験を交えて、災害を通して学ばれた経験をもとに、子どもの教育と地域連携についてのお話をうかがいました。講演の内容は、家庭での何気ない子どもとの会話についてのお話に笑い合い、東日本大震災での実話では、当時の計り知れない恐怖と苦悩と不安に心が震え、その様な絶望の中でも子ども達の「生きる力」に一縷の希望を見い出し、学校と地域の絆を拝見した際には、感動で涙する方がたくさんいらっしゃいました。私たちの生活はとても便利で不自由なく過ごしている内に、一番大切な、「人と人とのつながり」を絶ってしまっている様に感じる事があります。そんな大切な事を災害の時でしか思い出せない様な現代に警鐘を鳴らしてくれる様なご講演でした。長田先生、どうもありがとうございました。

　午後からは、第30回豊平区PTA連合会 研修大会が行われました。研修委員会当番校の月寒中学校は、この日を目標に分科会担当校の陵陽中学校・平岸高台小学校・しらかば台小学校と一緒に準備を進めて参りました。どの会場も活発な意見交流がなされ、大盛況の内に終える事が出来ました。運営やお手伝い、足を運んでいただいた方々に、心より感謝致します。どうもありがとうございました。