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西区の活動
西区
第73回 日本PTA全国研究大会 石川大会NEW!
令和7年8月22日(金)・23日(土)に開催された第73回 日本PTA全国研究大会 石川大会に西区PTA連合会より3名が参加いたしました。
1日目:8月22日(金)(※小松分科会)
【会 場】 小松市團十郎芸術劇場うらら
【テーマ】 子どもの意欲を高める家庭教育~子どもは家でこそわがままであれ~
子どもが心のままに過ごせる「家庭」という居場所。そこには、子どもが安心して“素直”になり、“わがまま”を言える空間があります。その姿をどう受けとめ、どう関わるかで、子どもの将来の強さとやさしさは大きく変わっていきます。
2日目:8月23日(土)(※全体会)
【会 場】 小松市團十郎芸術劇場うらら
(石川県立音楽堂コンサートホールをメイン会場とし、1日目の分科会会場をサテライト会場としてインターネット回線でつないだオンライン開催)
【テーマ】 能登の創造的復興と学びの環境~ 学習環境の魅力化あってこその復興 ~
≪参加報告≫
◎テーマは『サステナブルな未来づくりのために ~創造と協働を 石川から~』です。全体会では、教育DXによる学びの多様化や、教科横断的な授業の事例が紹介されました。国語と数学、社会と数学などをつなぐことで、実践的な学びにつなげている取り組みです。内容は専門的でしたが、今後のPTA活動や学校教育の方向性を考える上で大変参考になりました。あわせて石川の食文化にも触れ、地域の魅力も感じることができました。
◎初日は、小松にて第一分科会に参加しました。こちらの基調講演テーマは「子どもの意欲を高める家庭教育 ~子どもは家でこそわがままであれ~」、講演者は佐藤健司さん、法務少年支援センター仙台所長(仙台少年鑑別所所長)をされている方でした。保護監査に送致された若者の更生に深く関わっている経験をもとに家庭教育の現場でどのように子どもに関わるか、その重要性と実践についてのお話を聞きました。最も心に残っているのは「わがままを聴くということとわがままを叶える」ということは違うという部分でした。資料をもらってきていますのでご興味のある方はお声がけください。また、小松市にはあの黄色いダンプのコマツがあり、「こまつの杜」という施設も見学してきました。地域に貢献している様子にも触れることができました。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。今後のPTA活動に役立ててまいります。
◎パネルディスカッションでの学びと私たちへのヒント。元養護教諭で今はスクールカウンセラーの先生から「昔は問題が起きたときに積極的に解決することができたが、今はまず子どもたちの話を丁寧に“聞く”ことが大切になっている」というお話がありました。日々の雑談こそが子どもたちの小さな変化を見逃さないための大事な手がかりとなるとのこと。今の先生方には一人ひとりに時間を割くことが難しい現状もあり、親としては日ごろから子どもと雑談し、いつもと違う様子に早めに気づくことができるのではないかと感じました。思春期の子どもはなかなか本音を話してくれないこともありますが、親が関心を持って寄り添い続けて少しずつ会話を重ねることが、家庭教育で大切なのだと思いました。そして丁寧な会話を重ねることで子どもの語彙力が育ち、自分の気持ちを整理して表現するための力も身に付けていくとのこと。親としても傾聴などの会話スキルを身に付けないとならないと、改めて考えさせられました。
石川大会について→石川大会ホームページ
第1分科会について→第1分科会概要
小松市團十郎芸術劇場うらら→小松市團十郎芸術劇場うららホームページ
こまつの杜→こまつの杜ホームページ